「主婦」としてしか考えない夫

自分の「妻」を単に妻として、あるいは「主婦」としてしか考えない夫は、容易に他に女をもつことになります。だいたい、主婦という言葉を考えてゑてください。そのどこに色気があり、性的魅力があるでしょうか!「夜の未亡人」なら色気を連想させます。だが「夜の主婦」というのでは、雑巾つくりくらいしか思いうかばないじゃありませんか!新しい夫の途があるとすれば、それは妻を女として、性的愛情の対象として、ひとりの異性として、考え、そしてなによりも感ずることであり、新しい妻の途は、夫を単に自分の扶養者としてのみ眺めるかわりに、自分の協力者、あるいはひとりの親しい男性として考えることでなければなりません。ひとりの男とひとりの女とが結合して、そのまま夫婦になるのであって、結婚式と共に、男は扶養者に、女は主婦に早変りするのであってはならないと思います。「夫」というレッテル、「妻」という看板、それだけで相手を眺めかつ考えるのでは、十六世紀の夫婦道だというよりほかはありません。新しい時代の夫婦道のために、私は第二の原則を次のように書いてもいいように思います。(二)夫婦はたがいに男性と女性の生理的、心理的相違についてほんとうに理解をもつこと、少なくとも理解をもとうという心がまえをもつこと。夫婦間で問題が出たとき、複雑であればあるほど解決に時間が掛かります。がんばりましょう。楽しんで。。。。


出典:

DK082_L